にゃんこ心理士の社会の真理

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ドナルド・トランプ大統領は精神病なのか?

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 もうすぐ、アメリカの大統領選挙の投票が終わりますね(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 一体、どちらが勝利を収めるのでしょうか…。

 

 個人的には何方かに勝利をして欲しいわけではありません。

 だって、自分に影響が出るなんて思ってもないので(; ・`д・´)無責任な!

 

 でも、敢えて言うなら、何方にも大統領にはなって欲しくないですね。

 えっ!、いつか暗殺されますよって(; ・`д・´)

 

 大丈夫です!私、胸張って言えますが、小物ですし、抹殺するだけ無駄な労力だと思います(;´・ω・)残念ですが…(笑)

 

 さて、今回はたまに見かける「ドナルド・トランプ大統領は精神病なのか」について考えていきたいと思います。

 

 結論から言ってしまえば...「NO!」です(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 つまり、精神病ではないと判断されます。

 

 「えー!期待していた回答と違う」と思った方もいたかもしれません。

 日本でも、精神科の専門医の先生がドナルド・トランプ大統領は「精神病で危険だ」とか、トランプ大統領の姪のメアリーさんの著書にも「社会病質障害者」とありました。

 

 んー、Twitterとかブログとか、インターネットを見てて思うんですが、こう言った間違った情報の切り取りの拡散が、間違った知識を皆様に植え付け、社会的な阻害要因となる現象が、時に引き起こされてしまいます。

 

 どういうことかと言うと、正確な表現は、

 「トランプ大統領は精神病の診断基準を満たしていて危険だ」

 「トランプ大統領は社会病質障害者の診断基準を満たしている」

 が正確な表現になります。

 

 もう少し、掘り下げてみましょう。

 

 診断基準を満たすとは、その神経・精神病の要件を○個以上、満たしているかどうかと言う論点になります。

 

 そして、ここが重要なのですが、神経・精神病の診断基準を満たしていない人は社会上に極少数か、まったくいません。

 

 極論でわかり易く説明します。ただ、誤解を生じてしまった場合はすみません。

 

 不良の人が通院    → 行為障害若しくは反社会性パーソナリティ障害

 飲酒して失敗して通院 → アルコール依存症

 

 と診断されてしまいます。

 何がいいたいかと言えば、殆どの生活者は神経・精神科の診断基準にあてはまりますよってことなんです(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 

 ここで大切なのは、神経・精神科領域の診断は症状によっても紐づきますが、社会生活に失調をきたしているかどうかが重要になるからです。

 

 つまり、幻聴の症状が発現していても、本人が「空耳」だと思って生活していれば、病識がなく社会生活を正常に送れる可能性もあるわけです。

 

 この場合、当然、当事者は通院の選択をしませんし、治療も受けません。問題も生じないわけです。

 

 特に、神経・精神科領域の病気は患者さんの主訴から主治医の鑑別診断により病名が決まります。

 

 精神科の先生はエスパーではありません。患者さんの訴えが本当かどうかは分からないのです。内科や外科ならMRIやCTを用いて客観的妥当性を示すことができるのですが…(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 

 すいません。少し、脱線してしまいましたが、神経・精神科領域の病気は当事者が社会的な失調をきたした時がスタートと言うことになります。

 

 病名は制度であって、薬物療法を便宜上、円滑かつ正当性を持って実施するためのものです。

 

 脳内物質の本当の作用とかなんて、正確にはまだまだ解明されてないので(;´・ω・)

 

 社会生活で困っている→支援が必要だ→この病名の枠組みに当てはめて支援しよう、というのが神経・精神科領域の実態なんです。

 

 「大阪都構想」ってありましたー(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 

 私、個人的に賛成でした。

 

 理由は、社会的に弱い立場の人に、仕事を増やしたくない役人が、これは市だ、これは県の管轄だと言うことを、言い合っているのを長年みていたからです。二重行政の悪しき習慣ですが。

 

 支援を必要としている人間の支援をお互いに擦り付け合う訳です( ;∀;)

 

 警察も、民生子ども課も、保健所も、心ない方たちはそんな対応でした。

 

 でも、一部の行政の方たちは、とても熱心で助かりました。今でも、大変感謝しております。

 

 【結論】

 アメリカ合衆国ドナルド・トランプ大統領は精神病の診断基準は満たしているかもしれないが、社会的な失調を抱えていないため、現在の医療制度では神経・精神病ではありません。

 

 と言うのが、まぎれもない事実です。日本の医療制度にあてはめたらーです。

 (੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 

 因みに、私が精神科で働いていた時、民生子ども課に営業に行くんですね( ;∀;)

 民生子ども課って、要は生活保護課なんです。

 

 市役所や区役所って、生活困窮者に生活保護を受給させる手段の一つとして精神科病院への入院を勧めるんです。

 

 何故かって?はい、説明不足ですいません( ;∀;)

 生活保護を受給するには住所が必要だからです。

 

 そして、役所に接待→「アウトドアーマン」がいたら迎え→入院

 ですよ。

 

 そして、適当な病名が付けられ、薬物依存になっていくんです。

 精神科の薬の薬物依存って本当はとても怖いのです

 ↑いつか記事にしますね(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 

 まー、責任回避ですよね。

 精神科の先生が診断書書いて、障害年金が受給できれば受給の判断をした職員は責められません。

 

 しかし、診断書作成していたのは私ですが(笑)

 精神保健指定医のレポートを書いたのも私ですが…(笑)

 

 因みに、皆さん、精神科の専門医の先生は余り、経験ありません。

 

 精神保健指定医が急性期や重度の神経・精神障害の方の治療や、医療保護入院措置入院の判断をして治療を実施しているので(/ω\)

 

 なんだか、少し毒舌になってしまいましたね( ;∀;)

 大変申し訳ございません。

 

 なんだか、センチメンタルになってしまいました(笑)